ジョリーフォニックス総合トレーニング、ワークショップ、ありがとうございました。
今年初めてのジョリーフォニックス総合トレーニングが終了!今までは 2 週末(土日×2 週末)で行っていましたが、今回は 1 月 8,15,22,29 日と 4 週末(日曜日×4 週末)で開催しました。
これはこれで結構余裕があってよかったですね。受講者の方からも、「復習する時間が取れた」という声をいただきました。今後も土曜日×4 回、もしくは日曜日×4 回、土日×2 週末、というように開催していきます。本当は平日の午後 1 時から 3 時、という時間も考えていたのですが、翌日の私の学校勤務を考えると、時差もあって体力が持たないと思い、この計画は諦めました。ごめんなさい。
さて、今回も再受講の方もたくさんいらっしゃいました(うれしい)。やはり 2 回目以降の方は、余裕があるので、1 回目よりもかなり深く理解できた、という声をいただいています。そして、やはり 2 回目以降の方はデモレッスンがよくなっています。はじめて受講してくださった方も本当にたくさんの「気づき」や「思い」そして「学んだこと」をシェアくださいました。みなさんが「子どもを見ること」ということがどういうことか、それを学んでくださったようでうれしいです。
また、ジョリーフォニックスは読み書きの基礎をつくるのですが、実際には子どもが単語を書けないという声も聞くことがあります。今回「これが誰でも書ける指導か!」とご理解くださった方もいらっしゃっいました。ただ単にテキスト通りに行えばいいのではない。子どもが躓くのは指導に原因があることがたくさんあります。躓かないように、私たちは子どもを常に見て、何をどう支援していくかを考えていかなけれななりません。
音と文字(綴り)の指導は
●明示的に
●環境を整え
●操作できる力を養う
ことが重要です。これを意識するだけで、子どもへの支援も見えてきます。ただし、何か困っているな、躓いているな、と感じる場合でも「どこで」「何を」がわからないと支援もできませんので、ある程度、特別な支援に関する「理論」も必要になります。私のトレーニングで発達障害の一つ「ディスレクシア」のある子どもたちについて少し触れるのはそういう理由です。
2 月 4,5 日は「はじめてのジョリーフォニックス 2 のワークショップ」を開催。こちらは前回 4.5 時間を一日で行っていましたが、今回は 3 時間×2 日。時間を延ばした分、
●はじめてのジョリーフォニックス 42 音が終了した時点でのアセスメント
●同音異綴りの中身
●小学校から中学校への連携、年齢による指導
という 3 部構成にしました。特に最初のアセスメントでは、1 時間で終了予定だったのが、想像以上に質問もたくさんいただき、1.5 時間必要となりましたが、みなさんが知りたいことだったのか、と改めて私も気付きをいただきました。
今回のワークショップは質問をたくさんいただけるとてもいい時間でした。(時間オーバーになってしまってごめんなさい!)この写真は al, au, aw の「おぉ」という音とアクション。バイバーイではありません(笑)。
トレーニング、そしてワークショップで私がいつも言っている言葉が
●子どもを見て
●「教材を子どもに合わせる」のであって、「子どもを教材に合わせる」のではない
●母音を制する者が単語の読みを制する
です。また追々、こちらのブログでもお話していけたらと思っています。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
余談ですが・・・私がオンラインでトレーニング等するときは、必ず私の足元に愛犬ヘイミッシュがいました。昨年 11 月にさよならをしたため、今回は初めてヘイミッシュのいないトレーニングやワークショップでした。なんだか変な感じ・・・。でも、きっと足元にいたんだろうね、というコメントを受講者の方からいただきました。うん、そう思っています。ヘイミッシュの話をすると、今も涙がポロリ。でも、とてもいい犬生を送れたと信じていますので、満足しています!
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