I am ~.
私はイギリスの小学校で日本人をはじめ、英語を母国語としない子どもたちに、英語を教えています。なるべく子どもの視点に立って、あの手この手で試行錯誤しながら教えているのですが、小さな子どもに違う言語を教えるって本当に難しいですね~。特に、日本人、アジア人 (メインはインド・パキスタン人)、ヨーロッパ言語話者 (ポーランド・フランス人など)、それぞれの言語が違うので、その特徴を押さえながら少しでもわかりやすく、と思い、英語の教え方を日々研鑽中。そんな中、このやり方がいいかな、という方法が少しずつみえてきました。
そこで、この「文法」シリーズでは、英語を全く知らないで渡英した日本人の子どもたちに、私がどうやって英語を教えているか、少しずつ書きとめていこうと思っています。「会話」とは別に、
・子どもたちが英語の文法を理解して、自分で文を書けるようになること
・本を読んで意味が理解できるようになること
が目的です。
気まぐれ更新となると思いますが、渡英されるお子さん、または渡英して間もないお子さんの参考になれば幸いです。
*なお、私自身、英語を専門で勉強したわけではないので、もし間違いがあれば、ご指摘いただけるとありがたいです。
・ぼく/わたしは ~ です。= I am ~.
ぼく/わたしは が I となること。男の子、女の子関係なく I になるよ、と説明します。
そして、「です」 が “am “になることを言います。この時点で、子どもたちは
“I Yuta am. ” “I Ryoko am.”
と喜んで言います。が、ちょっと待ってね。英語は言う順番が違って、
「ぼくは です ゆうた。」「わたしは です りょうこ。」
となることを言うと、子どもたち、大笑い。変なの~って。
これが言えたら、
・年齢 5 years old
・男女 a boy/ a girl
・日本人 Japanese
など、入れていきます。
今度は、わざと
「ぼくは りょうこ です」
と言うと、子どもの方から「ちがう~」という声が出るので、すかさず
I am not Ryoko.
と教えます。そうしたら、すぐに
I am not ~. の練習。
私は、この後にすぐに「気持ち feeling」 を表す形容詞を入れます。それに関しては次回。
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