『世界一本を読む国』・・・本を読む基礎づくりの重要性

先日、3月11日に日本テレビ「世界番付」で、私の名前が出ます~という紹介をしましたが、少しだけですが出ていました(笑)。私はイギリスに住んでいて、おまけに家にテレビがないのでその映像は見ていませんが、イギリス在住方が日本のテレビが観られるそうで、わざわざそのときの画像を写真に撮って送ってくださいました。

右上に名前が見えます。

右上に名前が見えます。

もう一枚。

右下に見えますね(笑)。

右下に見えますね(笑)。

この「ブッグバンド」に関してはこちらをお読みください。

さて、このイギリスは「世界一本を読む国」というテーマですが、本当にそう思います。渡英したころ、電車の中でも公園でもカフェでもみんな本を読んでいました(今はスマホに代わっていますが・・・)。その本というのが厚さ3-4㎝もある分厚いもの。日本の電車の中で見ていたのは、漫画を読むサラリーマンのイメージなので、その違いに驚いたものです。

本を読むということはよく、「心の栄養」と言いますが、本当にその通り。しかし、子どもたちは自然に本を読めるようになるわけではありません。

「本を読む」というのは一つの習慣でもあり、また、家の環境でもあること。

アメリカでの子どもの語彙調査では、家の中にある本の数を調べたところ、語彙の貧困さはここにもあるそうです。子供に与えられる本の数が、貧困層では0冊、裕福な家庭層では200冊。
また、貧しいリテラシー環境にある家と語りかけもたくさんしている家での話しかけられる単語数の差はなんと、3200万語。小学校入学前にこれだけの差がついてしまいます(参考文献:『プルーストとイカ』メアリアン・ウルフ)。こういうところから獲得する語彙数にかなり差が出てくるように思われるし、私も実際にそうした子どもたちをたくさん見てきています。

イギリスでは、犯罪を犯した青少年を調べると、本を読まない人が非常に多いそうです。勉強についていけないから本を読まないのか、本が読めないから勉強についていけずドロップアウトしたのか。これが失業率にもつながり、だからこそ、青少年の犯罪率を減らすためにもイギリスの学校では読み書きに力を入れることになったのです。

また、本を読む=単語を読むというのはある意味、練習です。が、小さい時の読み聞かせも大きく影響してきます。語彙やリズム、言い回しなどを養うことはとても大切です。これは何も英語に限ったことではありません。日本語でも同じです。
私自身は、お母さんたちに日本語での本の読み聞かせをしてもらうようにお願いしています。そして、子どもと一緒にその本について話をしてほしいし、思ったこと・感じたことを共有してほしいと思います。語彙力を上げるだけでなく、親子のコミュニケーションにもつながります。そして、こうした経験を得て、子どもも本を読む習慣が身についていくと、感じています。

イギリスではGuided Reading といい、本を先生と一緒に読む授業があります。どのように子どもたちに読みを促すのか。
興味のある方は、4月4日(月)に東京でそのセッションを行いますので、ぜひどうぞ。

単語を読む基礎の力を作るのが、フォニックス。イギリスで指導されているシンセティック・フォニックスのトレーニングは以下の通り。
・3月29,30日(火・水)ジョリーフォニックス総合トレーニング@長岡
・4月2,3日(土・日)ジョリーフォニックス総合トレーニング@新宿・・・増席しました。若干名O.K.です。
・4月9,10日(土・日)ジョリーフォニックス総合トレーニング@大阪

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