お金をかけずにシンセティック・フォニックスを教える

先日、もじこさんの on dyslexia で、お家でお金をかけずにシンセティック・フォニックスを教えられないかという話題になったときに紹介した方法をこちらでも紹介したいと思います。

イギリスではシンセティック・フォニックスで文字の読み書きを教えています。教材もいろいろありますし、サイトもいくつか紹介されています。その中でもとてもわかりやすいサイトと言えば alphablocks です。イギリスのBBCが制作したシンセティック・フォニックスのサイトで、インターネットが使える環境であれば、無料で視聴できます。(以前、このブログでも紹介しましたので、詳しくはそちらをご覧ください⇒BlendingのサポートにAlphablocks!。)
このAlphablocks は
●文字の音と文字がしっかりと学べる
●ブレンディング(文字と文字とつなげて単語にして読むこと)がわかりやすい
●1回につき5分ほどの短いクリップなので飽きない
というメリットがあります。ただし、この後に、自分で単語を書いたり読んだりする練習を行う必要はあります。

注意する点としては、
●文字の音と名前が同時に紹介される
⇒このサイトでは、文字は自分のことは、例えばeなら「エ」「エ」「エ」と音を立てながら動いて「」を意識させますが、ほかの文字からは「イー」と「名前」で呼ばれるので、それを混乱しないようにしてください。
●音が何度も繰り返されるため、音に敏感なお子さんには刺激が大きすぎること
⇒音の刺激に敏感な自閉症を持つお子さんと一緒に視聴した時は、興奮してしまい、落ち着かせるのに大変でした。お子さんの様子を見ながら視聴してください。

また、単語の練習や文字を書く練習にはJolly Learning 社が無料でいろいろな教材を提供していますので、そちらも利用して、読み書きの練習ができます。このサイトにある
●左上のシート(Cartoonito Activity Sheets
⇒一つずつの音を学習する際に利用します。できれば、こちらのDVDと一緒に使用されることをお勧めします(DVDはご購入いただく必要がありますが。)
●Word blending boxes
⇒ブレンディングの練習。
●Word Bank
⇒既習した順に文字が紹介され、習った文字を使ってできる単語を紹介しています。
●Learn the letter sounds
⇒音声も聞けます。
がすぐにでも使えるのではないかと思います。
音と口の動きは、このブログでも何度も紹介していますが、この 42 Letter Sounds がお勧めです。

イギリスでいろんな子どもたちにシンセティック・フォニックスを教えており、また日本人の子どもや大人にもシンセティック・フォニックスを指導していて、音の基礎の基礎を習うことが今後の英語習得において、どれだけ大切なことかを実感しています。

私は専門が特別支援教育ということもあり、ディスレクシアやADHD、広汎性発達障害などを持つ子どもたちにもシンセティック・フォニックスのプログラムのひとつ、ジョリーフォニックスを使って日本人の子どもをはじめ多くの子どもに教えています。最近、寄せられる質問で多いのが、中学生になって英語で躓いてしまうお子さんのこと。ご縁があれば、私が直接お子さんに教えさせていただくのですが、中学生にもジョリーフォニックスで効果が出るんです!よく、ジョリーフォニックスのイラストは子どもっぽいと言われますが、多感覚を使ったところが、やはりいいようですね。私でなくても、お母さんが直接教えても、「信じられないくらい、子どもが読み書きができるようになった!」という感想をいただきます。
ジョリーフォニックスでなくてもシンセティック・フォニックスで英語の読み書きの基礎を教えたら、英語の文字と読み方について理解でき、そこから読み書きにつながっていくと思います。もし子どもさんが躓いてしまってどうしたらいいのか・・・と悩まれている方、まずは無料のAlphablocks やJolly Phonics の無料シートを使ってみてください!

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