ジョリーフォニックス@名古屋:1時間でこれだけの成果が出ます

4月5日、11日、12日、13日に、いつも私のジョリーフォニックスのセミナーを企画運営してくださっている名古屋のJolly Communication Centre さんの主催で、子どものためのジョリーフォニックスや大人の方へのトレーニングを行いました。

子どもたちへの45分の体験レッスン+お母さんへのお話

子どもたちは3つの文字と音をストーリーとイラスト、アクションで楽しく学びます。ジョリーフォニックスでは必ずイラストの中にある単語(その文字の音を含む)を子どもたちに聞き取らせ、どこにその音があるかを言ってもらいます。

20140405_145842_DSC_1520_COOLPIX A_例えば、s の音では、指導者が「snake のどこに s の音が聞こえる?」と聞くと、子どもたちは「最初!」と答えます。次に、「grass では?」と聞くと、子どもたちは「最後!」と答えます。次に、「sun は?」と聞くと、これが難しい。大人ならば綴りを知っているので、「最初」と答えられますが、sunという音は私たちの耳には「サン」と入ってきて、s の音が独立して聞こえないのです。そこで、ゆっくりと s-u-n と言うと、子どもたちは「最初にあった!」と答えてくれます。(日本語では子音と母音がくっついて一つの音を作るため、子音だけの音を認識するというのはとても難しいのです。詳しくは私のトレーニングでお話しています。)

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この音の聞き取りは何のために行うかというと、writing のためなのです。聞いた単語を自分の力で書くためには、その単語が何の音で成り立っているか認識できなければいけません。そのための第一歩なのです。
日本人には writing 以外にも listening の力をつけるいい練習になっています。自分の耳で英語の音が聞ける嬉しさは、英語ができなかった私もよ~~~くわかります。子どもたちもどんなにうれしいか!

↑今回、参加してくれた左二人の子どもたちは、2013年の夏のワークショップに参加してくれていて、そのときに習った s, a, t の音と文字、そしてアクションをちゃんと覚えていてくれました!お母さん曰く、全く家でその後やっていないのに、8か月経ってもちゃんと文字を見て正しく発音していることに驚いていました。これがジョリーフォニックスの魅力!体や耳、目、音など子どもたちの感覚をフルに活用して文字と音の関係を教えていくので、忘れないんですね。すごい!

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こちらのセッションではこんなにたくさんのお子さんが参加してくれました。

子どもたちがお話に真剣に入り込み、音の認識をしたり、文字を書いたりしている姿を見て、お母さんたちもびっくり。

 

1時間で基本の文字と音を6つ学ぼう

こちらはJolly Communication Centre さんと考えた新しい企画。1時間でジョリーフォニックスの一グループずつ(6つの文字と音)を習得してもらうというコース。参加してくれたのは、小学2年生~中学2年生の子どもたち。

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私が作ったオリジナルのジョリーフォニックスのプリント。日本ではブロック体がメインなので、このプリントもブロック体にしました。

正しい書き順でしっかりと文字と音の関係を習得していきます。

こちら、見てください。s, a, t, i, p, n の6つの文字と音を導入したところ、1時間終了時にはこれだけの単語を聞いて書けるようになっているのです。自分の力でですよ!

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これがシンセティック・フォニックスなのです。フォニックスというと「音」の勉強と思っている人も多いようですが、フォニックスは文字と音の関係を教えること(また、その勉強のこと)。文字なしではフォニックスとは言えないのです。そして、シンセティック・フォニックスのすごいのは、文字と音を一つずつ学ぶため、上記の写真のように、6つの音を習えば、これだけの単語をすぐに読み書きできるようになるということ。これは文字の名前(エィ、ビー、シー)ではなく、音に集中するためできることなんです。

トレーニング
こうした子どもたちを育てるために、指導する人を増やしていかなければいけません。今回、名古屋では基礎トレーニングを行いました。参加してくださった方は英語教室の先生もいれば、お母さん、お父さんもいらっしゃいました。子どもたちに読み書きの力をつけてあげたい!子どもたちの笑顔を見たい!という思いはみな、同じ。遠くは福井や大阪からも参加してくださいました。

みなさん、本当に驚いていかれるんです、ジョリーフォニックスの魅力に。これは体験してもらった人しかわからないだろうなぁ・・・と感じます。「目から鱗」という表現を一体何度聞いたか。また、みなさんが楽しんでしまうんですよ。こうして音を習得すればいいのかって。20140412_163737_DSC_1650_COOLPIX A_

ジョリーフォニックスという素晴らしい教材。でも、これを購入すれば簡単に指導できるようになるかというとそうではありません。きちんとこの教材を理解して使っていかなければいけません。

また、英語話者用に作られた教材なので、日本の言語や文化に合うように少しずつ改良していく部分もあります。これは、私自身、日本語教師として、そして英語ができなかった一英語学習者として、そして「どうしたらわかるようになるんだろう」という子どもの視点から何十年も教育に携わっている一教育者として、いろいろな側面から見つめられたから、その部分を見つけ出せれたのだと思っています。

英語が得意な人はいっぱいいます。英語指導経験が長い人もいっぱいいます。発音がきれいな人もいっぱいいます。私は英語教育のエキスパートではありません。英語も通じないことが多く、泣いたこともたくさんあります。でも、エキスパートでなくても、私の経験がかけがえのない財産。だからこそ、このトレーニングは私だからできることだと自負しています。

こうした経験を与えてくれた子どもたちやサポートしてくださっている方々、トレーニングに参加してくださるみなさん、日本語の生徒さん・・・みんなに感謝のトレーニングでした。

最後にトレーニングに参加してくださった方が、実際に英語教室(学習障害などを持つ子どもたちのための教室)で授業をされた感想をどうぞ。

今日はジョリーフォニックス初日でした。中学生ですが知的にしんどい子もいて、緊張しながらの準備でした。
でもちゃんと彼らもブレンディングできてました!
宇宙語も読めた!って嬉しそうでした!
それにさらさらと書けてました!
英語教室の代表や教室長の先生にも「あの子があんなに楽しそうに授業を受けてるのを初めて見た。」とお褒めのお言葉をいただきました。私もあの子たちのあんなイイ顔観たら嬉しくて仕方なかったです。まだ初回が終わっただけなので、気を抜くことなく次回以降も頑張っていきます。

 

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