ジョリーフォニックス教材は何が必要?:追記(2017年9月23日)

2017年9月現在、日本語版
「はじめてのジョリーフォニックス ティーチャーズブック」
「はじめてのジョリーフォニックス ステューデントブック」
も教材に加わっています。ティーチャーズブックは日本人向けにお話も発音も文化も単語も考えられて作られています。ステューデントブックもディクテーションのスペースを取ったり、単語もなるべく日本人に合ったものを使っています。以下の投稿は2014年3月のものです。この時点では日本語版が出版されていませんでしたこと、お伝えさせていただきます。(2017年9月23日追記)

ジョリーフォニックスを使ってフォニックスを教えたいと思ってみえる方から、最近、よく聞かれるのが
●どの教材を使ったらいいでしょうか?
という質問。
ジョリーフォニックスにはいろんな教材があり、どれをどのように組み合わせて使っていいか選ぶのは難しいかと思います。

まず、ジョリーフォニックスは「CDのかけ流し」「DVDつけっぱなし」という教材ではなく、きちんと「教えて」いかなければいけない教材ということをご理解ください。ジョリーフォニックスはイギリスをはじめ、様々な国の「小学校でも使われている教材=教えるための教材」なので、教え方もとても大切なポイントになります。(お家での教え方のコツなどに関してはまた別の機会にお話します。)
ですので、まずはみなさんにどのようにジョリーフォニックスを使ってフォニックスを教えていくのか、簡単に流れをお伝えし、それにあわせてどんな教材を選んだらいいのかを記載していきたいと思います。

文字を教える訳ですので、対象年齢は文字が読み書きできる年齢。大体4/5歳以上~となります。

1回の授業の流れ

  1. 復習
  2. 新しい文字のお話
  3. アクションと文字の音
  4. 文字を書く練習
  5. ブレンディング
  6. 聞き取り⇒後々にライティングにつなげる
  7. まとめ;歌など

となります。この流れに沿って行く場合、以下のポイントで教材が必要になります。

教材が必要なポイント

A.  復習⇒フラッシュカード
B. お話を読み聞かせ⇒絵本
C. 文字を書く練習⇒ワークブック
D. 文字を読む練習⇒単語集
E. まとめの歌⇒CD
F. 6.聞き取り(ライティング)用のノート⇒普通の大学ノートなど

次に、それぞれどの教材を用意するかというと・・・
A. 復習用のフラッシュカード
DSC_1150⇒The Phonics Handbook、Jolly Phonics Cards、(Jolly Phonics Extraにもフラッシュカードが含まれています。)または手作りでもO.K.です!

 

B.お話を読み聞かせるための本
DSC_1152⇒Finger Phonics、Big Book、(Jolly Phonics ExtraにもLetter sounds Book というFinger Phonics と同じイラストの本が含まれています。)

 

C.文字を書く練習をするワークブック
DSC_1154⇒The Phonics Handbook、The Pupil Book 1 (または student Book 1)、Phonics Workbook、(Jolly Phonics ExtraにもPupil Book 1 は含まれています。)

 


D.文字を読む練習をする単語集
DSC_1155
⇒The Pupil Book 1、The Phonics Handbook(Jolly Phonics Extraにも含まれています) 、Jolly Phonics Teacher’s Book、Jolly Phonics Cards、Jolly Phonics Word Book

 

E.まとめの歌
DSC_1156⇒Jolly Songs、Jolly Phonics Extraにも歌はCDではないけれど、同じ歌を聞くことができます。

 

 

 

この流れにそって進めるという前提で私がお勧めしている『お家で教えるセット』は、以下の
4 つのパターンがあります。(どれか 1 つのセットで OK です。)

  • Jolly Phonics Extra (音声付きのセット)
  • Finger Phonics と The Phonics Handbook と Jolly Songs
  • Finger Phonics と Pupil Book 1 と Teacher’s Book と Jolly Songs
  • Finger Phonics と Work Book と The Phonics Handbook または Teacher’s Book

これらの教材があれば、お家でジョリーフォニックスを使って基本の42の文字の音を教えることができます。(発音に自信がない人はJolly Phonics Extra をお勧めします。こちらこちらから中身をご確認ください。)
これ以外にもActivity Book が3歳~7歳くらいのお子さんにはシールなどもたくさんついていて、文字を楽しく学べるかと思います。

それぞれの教材の中身に関しては、次の機会にお知らせしたいと思います。

【カテゴリ:ジョリーフォニックスについて】ナビゲーション

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