日本の小学校でのジョリーフォニックス導入 その1

10月終わりに日本へ行き、小学校でジョリーフォニックスのデモと先生方への研修を行い、無事にイギリスへ戻ってきました。数回にわけて、ここでその様子をお知らせいたします。
(ジョリーフォニックスはシンセティック・フォニックスという英語の綴りと音の関係を学ぶ方法。日本で一般的に言われているフォニックスよりも新しいメソッドで、イギリス全土ではこのシンセティック・フォニックスで綴りと音の関係を指導するように通達されています。シンセティック・フォニックスに関してはコチラ(1)コチラ(2)。)
今回はその1。つくば市の小学校でジョリーフォニックスを6年生の子どもたちにしてきた報告。
日本初の公式授業になったのですが、ギャラリーも思った以上に多く、新聞記者さんにもぴったりとくっつかれ(笑)、正直、最初は緊張しました。が、気が付くと、ノリノリになっていました(笑)。
まず、子どもたちには s,a,t,i を読んでもらうところからスタート。当然、みんな
「エス、エィ、ティー、アイ」と元気よく読んでくれました。
次に、sitと黒板に書き、これを読んでもらうと
「シット」(この日本語英語がなんともかわいい!)と数人の子が読んでくれました。
そこで、質問。
「さっき、”エス、アイ、ティー”とこの文字を読んでいたのに、なんで”シット”と読むの?”エスアイティ”とは読まないの?」
「ん?そういえば・・・」という顔をする子、「何の話?」という顔をする子、様々でしたが、ここで単語を読むときには、ほとんどの場合は「音」を使うことを説明し、名前は単語を読む際には最初は必要ないことをきちんと伝えます。そうすると、半分以上の子どもは、なるほど!と一気に顔の緊張がほどけたんです!
そして、ジョリーフォニックスを使って、音の導入。
驚くのが・・・先生方もみんな驚いていたのが、ジョリーフォニックスでs,a,t,iの4つだけの音を導入したのですが(それもたったの20分ほど)、その後、子どもたちにsitと読んでもらったら・・・発音がめちゃくちゃきれ~。
誰がどう聞いても、ネイティブに通じる発音になっていて、これにはギャラリーから、「おぉ!」という声が出るほどで、大人が感動していました。
その後、子どもたちに書いてもらった感想。そのまま抜粋しています。
「今までsなどの名前が 『saサ』と読めるのか不思議でしたが、今日の授業で知ることができました。とてもためになる時間でした。」
「今までに考えたこともなかったようなことを教わったので、すごくおもしろかったです。」
「音の使い方や音などいろいろ教わってタメになった。英語の英字は色々な組み合わせがあると改めて知った。」
「英語に音があるのを知って、よかった。」
「いつもの英語よりもわかりやすくて、しかも楽しくて何倍もわかったし、楽しかったです。」
「英語は苦手な方で好きじゃなかったけれど、今回はわかりやすくてよかったです。」
「今まで英語はただ言うだけだと思っていたから、いままで音があると思わなかったから、すごく勉強になった。」
「英語は私の中で苦手意識が強かったのですが、今回の授業を受けて『楽しい』という気持ちが出てきました。英語の言葉が読めるようにがんばってみようと思いました。」
「私はこれまでに何回が外国に行ったことがあります。そこで『音』がわからなくて不便だったことがありました。私は先生のおかげでよく理解ができたと思いました。」
この感想でわかったのが、子どもたちは
・今まで疑問に感じていたことが理解できた
・疑問にも感じていなかったことに気がついた
・苦手だったものがおもしろく感じた
ということ。これって、すごく大切なことだと思いませんか?
本当にみんながみんな、何らかの気づきを持ってくれたんです。
ジョリーフォニックスのイラストはとてもかわいくて、正直、高学年には幼すぎるのでは?という声もありました。でも、この子どもたちの反応と感想を見てみたら、そんなこと全くないんですよね。
それ以上に「気付き」を得られる・・・楽しいと思える・・・もっとやってみたいと思える・・・まさに、私が日本中の子どもたちに感じてほしいと思っていることを、感じてくれたのです。
ありがとうね、6年2組の子どもたち。
つくば
日本で初めてのジョリーフォニックスの授業。
たくさんのありがとうの気持ちを込めて「礼」。

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