ジョリーフォニックス総合トレーニング Part 1 で出た質問

トレーニングでは、毎回、フィードバックをお願いしております。今回は、Part 1 で出た質問について、ここでお答えいたします。

Q:「ch については、/ch/ 以外にも読み方があるのでは」

A: ch には /k/, /sh/ の読み方もあります。まず、42 音では、/ch/ という音に対してこの綴りを当てています。これが基本の音と綴りです。その後、ジョリーグラマー 2 で /k/ と読むことを習い、ジョリーグラマー 5 で /sh/ と読むことを学習します。

トレーニングでもお渡しした The English Alphabetic Code(資料付録)をご覧いただけると、それぞれの音にどんな綴りがあるかわかりますので、ご参考にしてください。

Q:「ブレンディングでつまずく生徒はいないか?」

A: はい、もちろんいます。Part 3 でもお話しましたが、読み困難を持つ子どももいます。一斉授業ではどうしてもついてこれなくなる子どもも出ますので、時間をかけてみていく必要があります。でも、必ずそれは克服できます。子どもを信じてブレンディングの方法を見つけてほしいと思います。

ブレンディングのイメージ:ブレンドコーヒー 全く別の豆(音素)がいくつか合わさって、一つの味(単語)が生まれる

私が勤務している学校で、一人、どうしてもブレンディングできない子がいます。英語が母語ではないけれど、毎日英語を浴びていても難しいのです。多くの子どもは cat という単語を見ると、c-a-t と一度声に出すとブレンディングできるのですが、この子は止まってしまったり、t で始まる単語を言ってしまったりします。

ちょうど、昨日のことですが、日本のトレーニングでは行っているように、だんだん速く言う方法で指導を行ってみました。音ボタンを押させながら、だんだん速く読めるようにしていったら、単語がすっと読めたのです。その時のその子の顔!自分で驚いたのと、読めた喜びが混ざった何とも言えない素敵な笑顔になったんです!すると、「もう一回読む!」と指を音ボタンに置きながらチャレンジしました。

子どもによってどこがつまずきになるかは違うのですが、あきらめずに子どもを信じて一緒に読んでほしいです。

Q:「/i/ の音が /i:/ になる生徒はいないか?」

A: います。何度も練習を繰り返しながら、その違いに気づかせていってほしいと思います。
(違う、と言ってしまうと、子どもはつらく感じますので、先生が /i/ の音を出しながら手で長さを見せるなどして気付きを与えてほしいと思います。)

Q:「d, b, g などの子音が最後にくると母音がくっつかないか」

A: もちろんそうなる子どももいます。ただ、日本語との音の違いを明示的に指導していくことで、母音を取ることができるのではないかと思います。また、多くの先生がジョリーフォニックスで指導していると、この最後に母音がつくことがめっきり減った、という声をくださっています。

Q:「Jolly Songs がマザーグースなどの替え歌なので、それを知らない日本の子どもたちにはどうか?」

A: ポイントは「どこにその音が聞こえるか」ということで、歌を覚えて歌わせたり、元歌と比較させたりすることではありません。知らない歌でも短いということ、子どもたちにはすぅっと入っていくメロディであること、そして、繰り返し同じ曲が使用されているということもあり、日本人の子どもたちも楽しんで曲を聞いているように感じます。また、先生方からも子どもたちは音楽がとても好き、という声を寄せていただいています。

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