SPaG Key stage 1 (綴り、句読点、文法)

 2014年からイギリスの小学校では英語に従来の “Reading”, “Writing” に 加え、”Vocabulary, Grammar and Punctuation を指導する内容に加わりました。その結果、Year 2 と Year 6 の  SATs (Standard Assessment Tests) では、 Spelling, Punctuation and Grammar(SPaG と略す) のテストが課されるようになりました。今日はこの SPaG のうち、Key Stage 1 のテストを紹介します。以下の引用元はすべて GOV.UK の Guidance Key stage 1 tests: 2018 English grammar, punctuation and spelling test materials です。

●Spelling (綴り)
  イギリスではシンセティック・フォニックスが指導されており、政府から Letters and Sounds という指導書が出版されていますので、この Phase 6 までが出題されます。
 こちらが2018年のテスト用紙です。(Key stage 1: English grammar, punctuation and spelling Paper 1: Spelling

 子供たちは先生が読み上げる文を聞き、空欄部分に単語を書きます。上記 1 では sea が答えになりますが、see と間違えやすいですね。
こちらが先生が読む質問用紙です。(Key stage 1: English grammar, punctuation and spelling Administering paper: spelling

●Grammar and Punctuation(文法と句読点)
 内容は
 ・品詞(名詞、代名詞、動詞、形容詞、副詞)
 ・時制(過去、現在、未来)
 ・接頭辞、接尾辞
 ・文の種類(平叙文、疑問文、命令文、感嘆文)
 ・句読点(フルストップ(=ピリオド)、コンマ、クエスチョンマーク、アポストロフィー)
などです。
こちらが問題です。(Key stage 1: English grammar, punctuation and spelling Paper 2: questions
問題用紙も説明用紙もすべて上記サイトからダウンロードできますので、興味のある方はどうぞ!

Key stage 2 の問題用紙などはこちらからダウンロードできます。
Key stage 2 tests: 2018 English grammar, punctuation and spelling test materials

 


 2014年からこの Spelling, Punctuation and Grammar:SPaG が導入され、先生方が困っていました。というのは、イギリス人と言えど、文法を学んできていないからです。
例えば、
・is, are のどちらかが入る、という質問があった場合、答えがわかっても、「なぜ」ということが説明できない(三人称単数、または複数、というルールを知らないため)
・アポストロフィーの打ち方で正しいのは Socrates’, Socrates’s,  Jess’,  Jess’s のうちどれか
というようなものです。よく先生方が文法を学んだことがないから、教えろと言われても難しい!研修が必要!とおっしゃっています。身につくということと知っているということは違う、と嘆いています。確かに、日本語でもそうですよね。私たちが日本語を話せるから、文法がわかるか、というと別のことですものね。なので、このSPaGでは、私の方が先生より知っていることもあり、時々、頼りにされています(笑)。

 

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